年末の新聞で“住宅固定ローン上げ”について第一面を賑わしています。
日本銀行の金融緩和策の修正を受けて長期金利に連動する10年固定の上げ幅は大手5行の平均で
0.24%となっています。
■10固定型の基準金利
(お客様が実際に利用する金利は基準金利から“優遇”を受けた金利になります)
・三菱UFJ銀行 3.70&
・三井住友銀行 3.79%
・みずほ銀行 3.50%
・りそな銀行や三井住友信託銀行、地方銀行も金利引き上げ。
但し
住宅ローンの変動金利については据置です(2.475%)
このニュースを聞いて『やべぇ~これから家が買えなくなるのか!!!(/ω\)』と思う方もいるかもしれませんね。
でも
実際に不動産業界で17年以上働いて、今回のニュースについて感じたのは「あまり影響ないかな」
新聞には変動金利利用者は全体の7割とありました。
いやいや、実際に変動金利を利用するのは9割を超えています。
5年、10年などの固定金利を利用する方は、ほぼいません!!
そんな固定金利を利用するメリットがどこになるのかな?と感じます。
5年で返済する!
10年で返済する!
と、気合を入れている方が今後金利が上がらない安心感を買うために固定金利を利用するかもしれません。
でもそんなプランニングをお持ちのお客様ならば、逆に低金利の変更金利で融資を利用して
金利上昇する前に完済します。
実際に当社でローンを利用されるお客様も9割は変動金利です。
金融機関の主力商品は“変動金利”です。
その軸をずらして勝負する金融機関は、今のことをいないでしょう。
ですので今後も住宅ローンの変動金利では熾烈な低金利争いが続くと予想されます。
ご自宅の購入を考えている方は今回のニュースで焦る必要はありません。
自分のペースでじっくりと物件探しを続けてくださいネ!(^^)!