アパート、貸家、駐車場など賃料は毎月決まった期日に決まった金額を払います。
来月も再来月も半年後も一年後も同じ金額を払います。
でも払いたくても、出費が重なって払えなくなる時もきっとあるでしょう。
そんな時、やってしまうダメな方法とイイ方法を教えます。
■ダメな方法
例えば月末までに翌月分を10万円払う契約とします。
10万円がどうしても用意できないため、今月は払わない。
来月20万円払う。
こんな考えの人は翌月20万円は払えません。
絶対に払えません。
だって今月10万円を払えない人がたった1か月後に倍の20万円払えますか?
払える根拠はなんでしょう?
保険の解約?
定期積立の解約?
残念ながら“翌月20万円払う”を考えた人は滞納が続くことになるでしょう。
■イイ方法
今月10万円払えないと分かったら、まずは大家や管理会社に連絡します。
10万円払えない理由を述べます。
本当の事が言えない場合は嘘でもいいです。
でも本当のような嘘にしましょう
明らかな嘘はさすがにバレる。そして信頼を失います。
10万円が払えないことを伝えたうえで、いくらなら払えるか伝えましょう。
5万円.6万円でも良いです。
3万円でも良いです。
払う意思がシッカリとあることを伝えないといけません!
この“払う意思”を確認できれば、管理会社も大家もあなたの事を無下(むげ)にはしないでしょう。
「次回はちゃんと払ってね!」と軽く対応してくれるでしょう。
私は不動産管理を17年以上やってきて
滞納した時に連絡をくれるお客様には手厚く対応させて頂きました。
逆に連絡をしない方には厳しく対応してきました。
たった一本の連絡で良いんです。
嘘でもいいんです。
ちゃんと連絡をくれる方には滞納が解消できるようにアドバイスもするし
必ず解決してきました。
もし、皆さんが不本意ながら滞納しそうになった時は
一本連絡を入れてみてください。
管理会社も大家も人間です。
きっと分かってくれるはずです。