ふじみ野市でも日本国籍ではない人を多く見かけるようになりましたね。
実際、田村ハウジングでも
ネパール
パキスタン
中国
台湾の方々と取引させて頂いております。
10年以上前は賃貸物件を借りに来る外国籍といえば中国の方がほとんどでした。
中国と日本では不動産の扱いが全く異なります。
日本では不動産を“所有”することができます。
売買で購入すれば所有することができます。
しかし中国は所有という概念がありません。
不動産は借りるもの。だから所有はしません。
ですので賃借することが日本でいう所有に匹敵するほど強い意識を持っています。
つまり
中国人が不動産を借りると、「借りてるのは自分だから、自分が誰に貸そうが自由でしょ!」と思ってるんです。
つまり【又貸し】【転貸】を当然のように行ってしまうんです。
これは我々不動産業者にとっては、大変に困ったことなんです。
契約者と全く違う人が入居している。
トラブルが発生した時に責任追及が曖昧になってしまいます。
ですので転貸は絶対に禁止です。
話を元に戻しますが、最近は色々な国籍の方が賃貸物件を借りに来てもらえます。
ただ外国籍と言っても一律に“日本人ではない”ということです。
外国籍の方と多く取引をしているK社様と懇談した時に
「もう〇〇〇人には貸さない」「〇〇〇人はまだ貸しても良い」と
国籍による判断基準を設けるようになっていました。
色々な国籍の方と契約するなかで培った経験なんでしょうね。
外国籍でも一律に判断しないようになりました。
不動産業界では外国籍の方の賃貸借はまだまだ厳しい状況にあります。
「郷に入っては郷に従え」とあります。
その土地、その土地の風習に馴染む努力は必要なのかもしれませんね。