世界の危険思想  丸山ゴンザレス著



TV「クレイジージャニー」で人気の丸山ゴンザレスさん。

丸山さんの本を読んでいます。

 

TVでもかなりディープな内容を提供してくれる丸山さん。

日本では考えられないような、海外の裏社会をガッツリ紹介してくれる。

 

章によっては、読み終わった後にどっと疲れが出るほどエグイ内容。

日本で生活していると全く縁の無い世界が、自分が知らないだけで、実際には存在しているんだと考えさせられる。

 

 

この本にあったNPOフィルターという言葉がとても印象的だった。

“NPOフィルター”とネットで検索しても出てきません。

一部のマスコミ業界で使用されている言葉のようです。

 

NPOフィルターとは

「被災者は可哀想で、貧しくて、困窮していなければならない」というボランティア側の思い込みを指します。

また

「スラム街の住人たちは貧しくて、ガリガリで服もボロボロでなくてはならない」という日本人の思い込み。

 

こういう思い込みって 知らず知らずのうちにやっていると思う。

NPOフィルターという言葉をしっているだけでも

こんな思い込みを少しでも解決できるんじゃないかな。

 

 

最初、本を手にした時は

こんなに考えさせられる内容だとは思わなかった。

 

文体も読みやすいので、忙しい方でも隙間時間に読んでみてはいかがですか?