不動産投資家が選ぶ保険について考えてみた。
投資家が購入する不動産は自宅用ではない。
あくまで賃貸としての不動産。
一般的に火災保険は
火災の時には〇〇〇〇万円
地震の時は火災保険額の50%を保険金額にする。
例えば
築30年の戸建て
火災保険1500万円
地震保険750万円 こんな感じだろう。
つまり
火事で全焼すれば1500万円の保険金を頂く。
地震で倒壊すれば750万円頂く。
1500万円で“再建築”することを前提として保険金額を決めるのが一般的だ。
でも不動産投資家の皆さん、よく考えて欲しい。
仮に火事で全焼したら、その土地に家を再建築するだろうか?
再建築して利回りが激減する新築物件を所有したいと考えるだろうか?
きっと、多くの投資家は全焼したら更地にして売却するんではないだろうか?
ならば再建築できるだけの保険金額に加入する必要があるのか?
強いて言えば
全焼した家、倒壊した家を更地に片づけるだけのお金分だけ保険金を頂ければ
十分じゃないだろうか?
または
投資物件に融資額が残っていた場合は、その残債+更地にする費用が保険金になると思う。
どうして、こんな細かいことを考えるかといえば
昨今、火災保険料は非常に高くなっている!
以前に加入していた保険内容を継続しようとすると
内容は変わらないのに1.5倍以上高い保険料を支払わなければならない。
投資物件が1件.2件の時は保険料が高くても気にならないが
5件10件と数が増えると年間の保険料も目が出るほど高くなってくる。
そして結果的に保険料がキャッシュフローを悪くしているのも事実だ。
不動産投資で成功しようと思うなら
今まで当たり前にやっていたことを、一つ一つ見直すことも大事だと思う。
その一つが今回紹介した火災保険だと思います。