ハウスメーカーとの距離感



スタッフの健太郎です(^<^)

 

家を取得する方法として既に完成している「建売物件」を買ったり

土地を買って家を「注文住宅」にする場合があります。

 

今回のブログでは“「注文住宅」について触れたいと思います。

 

注文住宅を考えた時、まっさきに頭に浮かぶのは住宅展示場にモデルハウスを構えるハウスメーカーではないでしょうか。

私も自宅を建てる際には住宅展示場を3か所ほど回ったのを覚えています。

 

それぞれのハウスメーカーが「私たちの実力をご覧あれ!!」と言わんばかりに堂々と展示されています。

展示場に待機しているスタッフは自身に満ち溢れた佇まいでお客様を迎えます。

洗練されたトークに酔わされるほど、時間と共にハウスメーカーの魅力に取りつかれる。

そして最後には「ここで建てよう!」と心に決めてモデルハウスを後にする。

 

 

モデルハウスにはそんな魅力が詰まっています。

 

 

ココからは 普段から築年数の経った、中古不動産を扱っている不動産業者の目線として聞いてください。

 

築年数が経った家はどこのハウスメーカーで建てようと、中古戸建を購入する方にとっては大差ありません( ノД`)シクシク…

〇〇ホールディング

〇〇ハウス

〇〇建設

 

20年 30年経つと、中古戸建を購入するお客様にとっては 同じような中古戸建として扱われます。

建築した当初こそ建築費は、歴然と差があります。

建築会社によっては2倍3倍ほど建築費用に差が出ます。

 

でも中古として売り出す時には、その差額はほぼ反映されなくなります。

 

 

ちょっと、角度を変えて話を続けましょう。

 

売らないで住み続ける場合はどうでしょう。

築年数と共に修繕が必要となります。

どんなハウスメーカーで建築しても修繕は絶対に必要となります。

 

この際に絶対に気を付けてもらいたいことがあります。

多くのハウスメーカーは「自社で修繕しなかった場合、その後のアフターフォローや保証は一切無くなります」という決まりがあります。

 

例えば築20年経って、家の修繕を知り合いの工務店に依頼した途端

そのハウスメーカーは家全てにおいて、保証しなくなるんです。

 

「お金は払うから」と言っても対応はしません。

何かあった際にハウスメーカーの責任にならないように、一切手を引きます。

 

 

これがハウスメーカーなんです。

 

 

ハウスメーカーは別に悪者ではありません。

でもこれらの事を知って、ハウスメーカーとお付き合いをするのが良いと思います。