スタッフの健太郎です。
今日はタワーマンションについてちょっと触れたいと思います。
*タワーマンションの“階層”については定義はありません。
一般的には20階以上、高さ60m以上のマンションをタワーマンションと言います。
先日の能登半島地震、そして3・11の東日本大震災、このような大きな災害の後に
お客様からよく頂くご相談です。
「タワーマンション 高層マンションで怖い思いをした」
「戸建てが良い」
私はタワーマンションや高層マンションには住んだことが無いので
実感としては分かりません。
でも住んでいたお客様やそれらマンションに関する記事を読んでみると
高層物件独特の悩み事はあるようです。
■地震発生時
・高層マンションでは倒壊を防ぐため、地震発生時にはかなり揺れるようです。
特に10階以上の階層では震源から離れていても10分以上建物が揺れている場合もある。
・エレベーターは緊急停止。エレベーター内での閉じ込めにあう場合もある。
・室外への退避には人が階段、エレベーターに密集するため二次被害も発生の可能性あり。
■エレベーターについて
・朝の通勤時には渋滞の可能性あり。
ただこの点についてはマンションの戸数に対してエレベーターが何基あるかによって
事情は全く異なります。
タワーマンションの40階に住んでいてもエントランス迄2.3分で到着する建物もあります。
要は高層部と中層部、そして低層部でエレベーターの使い分けがなされているかどうか。
・子供が一人でエレベーターに乗る時、知らない人と密室で2人っきりという場合もある。
■その他
・2007年から2012年、トロント市にて心肺停止で緊急搬送された方を対象に行った調査。
高層マンションのどの階層に住んでいたかで、心肺停止後の生存率を調べました。
1~2階の住民で4.2%
3階以上の住民では2.6%
16階以上では0.9%
25階以上の住民(30人)では0%。
かなりショッキングなデータです。
上層階に行くにつれ、生存率が低いのは“到着時間”によるもの。
よって先ほどのエレベーターの部分でも触れたように、マンションの戸数に対して
何基のエレベーターが設置されているかによって調査結果は異なるでしょう。
トロントと日本では事情も違うと思います。
いずれにせよ、大きな震災の後にはマンションよりも戸建てを選ぶお客様が増えたのを感じました。
埼玉県ふじみ野市はマンション、特に高層マンションは少ないです。
戸建てが絶対に良い!とは言いませんが
ふじみ野市は戸建て派が多いのを感じています。
タワーマンション=カッコいい、セレブ、成功者というのは
割とアジア圏での発想のようです。
もちろんマンションのメリットも大いにあります!
マンションか戸建てか悩むお客様が多いです。
実際に両方住んだ経験を持つお客様もいます。
どちらにしようか悩んでいる方がいましたら
是非一声おかけください(^<^)