スタッフの健太郎です(^^♪
今日は私の“好み”についてのお話。
使い古してきたものって、なんだか愛着が湧きませんか?
特に車!
ピカピカの新車もいいけれど、長年連れ添ってきた、ちょっとやそっとじゃへこたれない
そんな使い古された車に、僕は特別な魅力を感じてしまうんです。
例えば、エンジンをかける時に「キュルキュル…ブーン」って、ちょっとためらうような音がしたり
坂道で「うーん…」って唸ったり。時には「ぎーぎー」なんて、どこかから悲鳴のような音が聞こえてきたりもする。
最近の車は性能が良すぎて、そんな「個性」みたいなものが少なくなってきている気がします。
もちろん、安全性能とか燃費とか、そういうのは大事だって分かってるんですけどね。
でも、昔の車って、乗るたびに「今日はどんな感じかな?」って、ちょっとしたドキドキ感があったり
無事に目的地に着いた時に「今日も頑張ったね!」って、ねぎらいの言葉をかけたくなったり。
そんな、人間味あふれるところが、たまらなく愛おしいんです。
内装だって、最新の車みたいにタッチパネルがずらっと並んでいるわけじゃなくて
年季の入ったハンドルとか、擦り切れたシートとか、そういうところに歴史が刻まれている感じがするんです。
飲食店も同じなんです。
チェーン店のような、どこもかしこも同じ内装で、個人経営の、年季の入ったお店に惹かれるんです。
壁に貼られた手書きのメニューとか、使い込まれたテーブルとか、そういうところに、
お店の歴史や、店主のこだわりが詰まっている気がするんです。
それに、そういうお店って、どこか温かい雰囲気があるんですよね。
常連さん同士が気軽に話していたり、店主が一人一人に声をかけていたり。
マニュアル化された接客では味わえない、人間味あふれるやり取りが、そこにはあるんです。
車もお店も、新しくて綺麗なものもいいけれど、使い古されて、歴史を刻んできたものには、それらにしかない魅力がある。
僕は、そんな「味」のあるものに、これからも惹かれていくんだろうな、と思っています。