よくある質問『セットバック』とは

物件に関するご質問で　よく頂くのが

『セットバック』とは何ですか？

セットバックとは

前面道路が幅員４m未満の場合、道路中心から２mの線まで後退しないと再建築できないという規則になります。

つまり道路は４m確保することが、家の建築には最低必要条件となります。

４m無い場合は、その道路に接している敷地がすべて道路中心から２m下がれば、道路は自ずと４m確保されますよね。

これがセットバックです。

あくまで『再建築』の際に必要な規則ですので、中古戸建てを購入してそのまま居住しようと考えているのであれば、セットバックは必要ありません。

解体して新築戸建てを建てる際に行政から指示されます。

だから、少し細いなぁと思う道を注意して見てみると新しい家は少し敷地が道路中心から後退しています。古い家はそのままの位置で敷地になっています。

だから道路がガタガタしていることに気づきます。

ちなみにセットバックした土地面積は行政に“採納(さいのう)”されることはありません。

つまりセットバック部分の土地面積も自分の所有権は残ります。でもその部分に塀を建てたり、植木を置くことはできません。

以上がセットバックの説明になります(*^^*)