2020年8月28日から重要事項説明書に水害ハザードマップが加えられました。
■背景
近年ゲリラ豪雨による被害が頻繁に発生するようになりました。
2018年7月の西日本豪雨
2019年9月台風15号
特に19号に関しては神奈川県川崎市のJR武蔵小杉駅周辺のタワーマンションでエントランスから水が流れ込んで電気系統を破壊。それに伴いエレベーターが動かない。このような大都市で水害とは無縁と思われていたタワーマンションでの被害は大きな話題になりました。
しかしこれらの被害は 実はハザードマップに既に記載されていた“想定範囲内”だったことが判明しました。
つまり自然災害はある程度予想がたっていたということになります。
もし、分かっていたら その物件買いましたか?
■ハザードマップは自治体HPで閲覧可能
ふじみ野市のハザードマップはこちらから閲覧可能です。
https://www.bosai-hm-fujimino.jp/HM/gmap_flood.html
もちろん誰でも無料で見れます(^^)
■活用方法
まずはどのエリアが危険区域なのかを 大まかで良いので把握してください。
購入検討している物件がそのエリアに該当していますか?
ハザードマップでは地域の詳細までは把握していません。
また実際に過去に浸水があったかどうかは記載していません。
過去の浸水履歴を知りたければ、内水ハザードマップを参考にしてください。
こちらをクリックhttps://www.city.fujimino.saitama.jp/bosai_bohan/bosai/bosaijoho/hzmap/6349.html
もっと詳しい履歴を知りたい方は、ふじみ野市役所本庁の3階に“危機管理防災課”があります。そちらで閲覧可能です。
こちらの情報に関しては住民から浸水の報告が地図上に記載されています。閲覧のみなので写真を撮ることはできません。公開もできません。
ここまで調べれば、ピンポイントでのエリア調査は合格点です。
もしもっと調べたければ、近隣住民にヒアリングするのが良いでしょう。
過去の台風で浸水被害があったか。その被害の程度はいかほどか。
年々、自然災害に対する意識が高まっています。
被害0は難しいかもしれない。でも避けられる被害があるのは事実です。
私たちも重要事項説明時や内覧時にも把握しているものはご説明させてもらいます。家を買ってから毎年台風が不安では悲しい。
家が皆さんの財産、そして生命を守るものであってほしい。