タバコを止めて10年



2011年3月11日

禁煙

禁煙

、大震災の少し前にタバコを止めました。

止めて10年経ちます。

今でも「吸いたい」と思う事は時々あります。

ぜも吸うことはありません。

10年。

何度かタバコを止めるチャレンジをしたけど1週間で断念したり。

100日止めて、100日記念に吸っちゃったり・・・

10年ほどタバコを吸ってたけど、ちゃんと止められましたね。

来月で大震災から11年。

たまたま震災の前にタバコを止めたから、タバコの事を考えると震災の事を思います。

あの震災の3ヶ月後、私は気仙沼に行きました。

『日本が直面した未曾有の大震災の爪痕をこの目に焼き付けたい』と思い、夜中一人で高速道を走りました。

朝方、高速道路を降り、下道で被害の中心地に向かいました。

テレビや新聞で見たあの生々しい被害状況を考えると、少し呼吸が荒くなったのを覚えています。

到着したとき、息をするのも忘れてしまうくらい衝撃でした。

道が  家が  車が  船が

嗅いだ匂い 飛んでいた沢山のハエ 所々の水たまり

自然がこんなにも猛威振るうなんて、信じられない、そんな思いでした。

それから私は数時間車を走らせました。

街から街へ走りました。避難所にも行きました。

被害の少なかった街にも寄りました。

そこには人がいました。

疲れた顔もありました。でも笑顔の人もいました。

一人では辛くても家族や友といると 人は笑顔になれるんだと感じました。

小さな子供は追いかけっこしたり、サッカーしたり

なんらいつもと変わらないような明るい笑顔。

不思議と“未来や希望”を感じさせてくれる、そんな笑顔でした。

気仙沼滞在は僅か数時間でしたが、一生忘れられない滞在となりました。

東北復興

私にとってもかけがえのない願いです。

東北復興