9歳の息子はサッカー教室に通ってます。
週に一回の練習を楽しみにしています。
練習の日は学校から帰ってくると宿題を早く終わらせて、着替えて、ボールを用意して、すね当てを装着して、水筒を用意します。
友達との待ち合わせ時間にも早めに到着。
心から楽しんでいるのがよく分かる。
私も同じ年の頃サッカー教室に通っていました。
私は毎回毎回、行きたくなくて仕方なかった。
雨が降りますように・・・
前日から雨が降るのを祈ってました。完全に雨乞い状態です。
広い範囲で降らなくていい、僕のグランドだけどしゃ降りになればいいのに・・
でも雨は降らないで、仕方なく練習に向かう。
家を出る時にお母さんにこう言ってました。
「今日は足が痛い」
「今日は方が痛い」
「今日はお腹が痛い」
呆れたお母さんは
「健ちゃん、止めても良いんだよ」と言ってくれました。
でも、自分から辞めるのは負けたような気がして「辞めたい」とは言えなかった。やむにやまれぬ理由で誰かが僕のサッカー教室を辞めるようにして欲しかった。
もちろん、そんな都合の良いことはありえない。
ちなみに、練習場に行っても全然気分が乗らない。
コーチがちょっとでも遅刻しようものなら「今日はきっと練習が無いんだ!」と思って勝手に帰ろうとしていました。
別にサッカーが嫌いなわけじゃない。
体育の時間にサッカーをやるのは楽しい。
でも習い事となると・・・ちょっと・・・
そんな自分だったので、サッカー教室に楽しんで通っている息子をとても
立派に思える。
41歳の私、9歳の息子に既に負けている・・・
どうして親子でもこんなに違うんだろう。
不思議だ。