今日は富士見市役所へ調査に行きました。
先日、Y様から売却の依頼を受けた戸建ての調査です。
普段役所調査は1回で終わりますが、今回は複雑な事情が絡んでいるため再調査です。
不動産の取引で最も大事なことは「敷地と道路の関係」
その点が、今回の物件では気になることが何点も出てきます。
前面道路と敷地の調査をすると「接道していない」ことが判明。
接道いていない=再建築不可 つまり資産価値は激減
そうなると売主様の人生設計にも影響が出てしまいます。
それを何とか回避するためにも救済措置はないものか資料を漁ったところ、再建築できそうな方法が見つかりました。
しかし、問題が発生!
再建築はできても、ローンが使えない!!
ローンが使えない物件を買う人は数が限られてしまいます。
現金で買える方が どのくらい いるでしょうか?
もしかしたら、第2地銀などでローンを使える可能性はあるかもしれません。
でも結構険しい道になりそうです。
今回のように現地調査、役所調査、法務局調査などを経て、物件の問題点を明確にします。
そして最善の解決策を導き出す。
時間がかかる時もあるし、すぐに答えが出る時もある。
明日からも解決策を見つけるために、金融機関等と打合せに入りたいと思います。
k.tamura