空き家とカフェ



空き家問題がクローズアップされることが多くなりました。不動産業界の刊行物でも空き家に関するコラム、特集が組まれています。

「空家を○○○に改修!」

空家を地域のコミュニティに甦らせる!

のように、取り上げられることが多いです。

 

でも個人的に疑問なのが

空家を回収工事してカフェにすることがとても多いのに驚きます。

カフェ以外ないのかな・・・

何かあると、いつもカフェが出てくるんです。

確かに人気の職業だと思います。私もコーヒー好きだしカフェの空間が好きです。

でもカフェの頻度があまりにも高い気がする。

 

空家の活用は、空家をただ単に空家以外の何かに回収すれば言い訳ではありません。

そこで生まれたものが、住民にニーズがあったり、再利用している方(又は会社)にとって明確に利益を産み出して、ビジネスとして成り立っていることが大前提だと思う。

でも地方行政が空家対策として行っている、地元商店の方への補助金を出してでも空家を活用してもらおうという動きは実はビジネス性が低いと感じることが多々あります。

 

だから、オープンしたけど2年くらいでクローズしてしまう。

本当に残念です。

オープン、クローズが繰り返される物件は、曰く付きではないけど、借り手がどんどん付きにくくなります。

ならば一層のこと、更地にする方がいいかもしれません。

個人的にはカフェ好きだけど、もっと違う可能性があっても良いと思うけど、いつも取り上げられるのがカフェなのは何故だろう・・・・