『今時の子は!』と怒る前に自分はどうだったんでしょう?



子供の運動能力の低下を嘆く記事をみかけることがあります。

10年前や20年前の子供と比べて、今の子は

短距離走が遅い!

ボールを投げても遠くに飛ばない!

走り幅跳びも飛距離が短い!など

子供たちの体力低下を指摘されています。

 

その原因がスマホやゲーム機の普及。そして公園や広場の減少などによる生活環境的が原因だとも言われています。

 

『今時の子は!』とついつい怒ってしまう大人も多いでしょう。私も体力低下を考えると日本の将来を憂えいてしまう事があります。

でも、自分はどうだったんだろう?と思い直すときがあります。

 

記憶では小学生の時に一日8時間ゲームをやっていた気がします。もちろん毎日ではありませんよ。

子供たちがあつまって、ファミコンをやりまくっていました。

ロールプレイングは苦手だったので、クリアした記憶はありません。でもそれ以外は結構得意です。

きっと近所の小学生たちと勝負したら、きっと勝てます!

最初は上手にできなくても、30年前の感覚が指先に残ってるので結構強いでしょう!

 

何てたって、一日8時間の特訓は今でも健在でしょう!

 

そんな生活をしていたのが自分の小さい頃なので、子供たちがゲームやパソコンに夢中になるのは理解できます。

だから、頭ごなしに『ゲームはやめなさい!今時の子は!』と叱る気になれないんです。

私がゲームを止めたのは、私立の中学に入ってから。

それ以降はゲームをピタリとやらなくなりました。

やりたいとも思わなかった。

 

でも20歳の大学生の時に、友達に家に泊まりに行ったら懐かしいゲーム機械がありました。

その友達と勝負しよう!と始まったゲームですが、最初は負けていたけど、10分位すると快勝快勝!楽勝楽勝!

子供の頃の感覚が甦ってくるのに、驚きでした。

 

 

今はリアルなゲームも沢山あります。

種類も遊び方も様々です。

 

楽しいと愉しいを子供ながら区別して生きていたので

ゲームは自分にとって

楽しいけど愉しくはない。

それは自覚していました。

 

今ではeスポーツが普及し始めています。何が求められているのかは時代によって、大きく変わるでしょう。

でも愉しくて夢中になれるものが何なのかは本人しか分からないので、親としては頭ごなしにダメとか言うよりは子供の興味に寄り添ってみるのが良いのかなと思います。

私の時代とは全然違う時代を生きてる子供たちに教えてもらうことが増えた気がしますね。