面白い本を見つけました(^^♪
『隠蔽捜査』
タイトルを見た時に「重そ~」と思って避けていました・・・
「この作品は自分好みではないかな・・・」
でも読み始めたら、止まらないでページをドンドンめくっていました!
警察内での肩書や行政縦割りなど聞きなれない言葉は出てくるけど
登場人物は決して多くないし、事件背景描写もイメージしやすいので
専門知識などは一切不要で読めますね(^<^)
主人公竜崎の警察官僚という立場は僕からしたら、全く想像つかない人物像だけど、一人の人間として“組織”“家族”“犯人”“マスコミ”への向き合い方に共感できる。
出世よりも官僚としての“役割”を全うしようとする竜崎。そして仕事人間竜崎が最も不得意とする“家族”と向き合う。
何に対しても即決で判断を下す竜崎が家族のことに関しては誰にも相談できないまま悶々と悩み、結論を出せずにいる姿に非常に引き付けられるものがありました。
久しぶりに一気読みした作品です(^^♪
面白い!