【25年前の祖父母の心中事件に隠された秘密とは。残された写真、歪んだ記憶、小さな嘘…。海辺の町を舞台とした切なくてさわやかな青春ミステリー】
今読んでいる本です。
四国の田舎が舞台。 磯ノ森。
25年前に発生した事件は田舎という限られたコミュニティ条件だからこそ
成り立つ人間関係を上手に利用したストーリーだと思う。
都会では成り立たないであろう“噂話”
そして田舎だからこそ、古い事件にも関わらず住民の間では今でも鮮明に記憶されている。
真相を知りたいと思うようになった光介。
彼の言葉がとても印象的。
『疑惑はドミノのようだ。こんな真相ならば知りたくないと思っても、知らなかったときにはもう戻れない』
今はちょうど半分くらいまで読みました。
過去を取り戻そうと開店に向けて準備を進める芹
小生意気な東京の可愛い女の子。そして人の心をえぐるような鋭い質問をする双葉。
過去から抜けられないでいる母親、夢。
旅館で働く父、亮介。
勢いよく読んでいるので、きっと数日中には読み終わりそうです。
最近はこの手のミステリー小説がとても楽しくて、知らない作家さんのも読んでいる感じです。
でも怖いのが苦手なので、ほどほどのミステリーにしています(^<^)