この作品、めっちゃ良いです!
まずコーダという言葉の意味ですが
「聞こえない・聞こえにくい親をもつ聞こえる子どものこと」を指します。
この作品では左端のルビーが唯一耳が聞こえます。
両親、兄は耳が聞こえない。
だからルビーはいつも家族の通訳係。
だからルビーはいつも家族と一緒。離れたことはない。離れられない。
そんななか、ルビーの歌声に気付いた音楽教師。
クラスメイトに恋をするルビー。
親の仕事である漁業を手伝っているため“臭い”といじめにもあう。
歌、恋、家族、進学。
どれも全力で取り組みながらも、コーダとして生きるルビー。
家族を見捨てられない。
歌のレッスンにも遅刻する。
音楽教師からも見放される。
そして憧れのクラスメイトとのトラブル。
どれも全力で取り組むルビーが非常に愛おしくなる。
でも本当に感動したのは
ルビーの音楽発表会でろう者の父が周囲の観客がルビーの歌声をどんな風に聞いているのか“見ていた”シーン。
ここがめちゃくちゃ良い!
本当に良い!
そして次のシーンでは
父がルビーに「自分のために歌ってくれ」と言ったところ。
父は聞こえない耳の代わりに、手でルビーの声を感じている。
ここも本当にめちゃくちゃ良い!
涙をこらえるのが必死!
本当に良かった!!
久しぶりに最後までノンストップで観れる感動作品でした!
これは本当にオススメ作品。
ぜひ皆さんにもお盆休みに家族とゆっくり見て頂きたい作品です(^^♪