雨の日に傘を奪う。晴れの日に傘を貸してくれる。
この言葉は
会社経営者が金融機関を揶揄するときに使われますね。
私は、会社の規模が大きくなれば金融機関は喜んで融資すると思っていました。
先ほどの言葉は、きっと中小零細企業の経営者が発したものだと思っていました。
でも最近読んだ本には、日本の一流企業経営者も同じ思いを金融機関に頂いていることが
つらつらと書かれておりました。
会社を経営するのは、会社の規模に関わらず色々な苦難が伴うものです。
その苦難の中でも一番は“資金繰り”
良い時もあれば悪い時もある。
追い風も向かい風もある。
資金はある程度プールさせている。
でもここぞ!と思うときに、資金を投入する勢いも必要です。
逆に、今は守りに入る!という時もあります。
そんな時に金融機関が寄り添ってくれるのか、突き放されるのか
それは会社の存続に直結するほど大事なことです。
私たちも、いつも取引をしている金融機関があります。
そこだけに頼っていていいのか。
第2候補の金融機関とも取引を始める頃ではないのか。
好条件で取引出来る金融機関を常に探すのは大事な努力だと思うけど
これは結構エネルギーを使う作業です。
一回一回の商談もどっと疲れが出ます。
私たちの会社も創立5年を迎えることになります。
さて、次はどんな夢を叶えようか!
金融機関とはお互いに協力体制と思って仕事はしたいけど
頼り過ぎずに社内体力を更に向上させる方針を打ち出していきたいと思います。