今日も新築戸建ての撮影に行ってきました。
ふじみ野市内の ある建築会社の物件です。
今日はリペア屋さんが作業に入っています。
リペア屋さんは新築戸建ての完成後、細かい傷や汚れなどを修繕するのがお仕事です。
何気なくリペア屋さんに「こちらの物件は完成度はいかがでしょうか?」と聞いたところ
意外なお返事を頂きました。
「ひどい!近年稀にみるひどい物件です!」
私はてっきり、物件を褒めるのかと思ったら、半分呆れ気味に怒っていました( *´艸`)
確かに私も撮影しながら細かい部分を見ているとフローリングが剥げていたり
階段の至ることろに隙間ができてたり、壁にも理解できないような傷があったり・・・
リペア屋さんが言うように、確かにひどい物件でした( ノД`)シクシク…
どうしてこんなひどい物件ができるのか、彼とお話ししたら面白いことを言ってました。
「一番大事なのは大工。大工がしっかりしていると、現場はスケジュール通り進む。だからクロス職人や他の職人も焦らずに良い仕事ができる。良い大工だと、大工仕事に敬意をもって他の職人さんが仕事をする。
下手な大工だとスケジュール通り進まないので、他の職人もやっつけ仕事になる。だから大事なのは大工。でも最近はハウスメーカーは良い大工を確保するのが難しくなっている。それは都内が顕著。だから都内の方がひどい物件が多い」
リペア屋さんは毎日、新築現場の修繕をします。
だから直接、大工に会っていなくても、良い現場とそうでない現場が分かるんですね。
プロ目線の面白い話を聞くことができました。