個人情報と物件収集の精度のジレンマ

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カテゴリー: 仕事中にあったこと


お客様から賃貸物件のご相談を頂きます。

お客様の希望を満たすために、細かいことまでヒアリングさせて頂きます。

その内容には一般的に口にはしたくない事まで含まれる事があります。

でもより希望に近い物件を探すには欠かせないヒアリングです。

 

そして賃貸物件を不動産ネット網を使って収集します。

情報が集まれば、管理会社へ直接電話します。

 

「このようなお客様がいますが、ご紹介可能ですか?」

 

この時、管理会社としてはトラブルになりそうな方は入居を断るため

何点か質問されることがあります。

 

この問答の最中にお客様の個人情報をお伝えしないといけない事があります。

 

言わなければ、管理会社も承諾するところを

敢えて言わなければならないこともあります。

 

後々のトラブルを避けるためにも、事前に告知する必要があります。

又はお客様が実際に内覧して気に入ったのに、お客様の属性等により管理会社から

お断りが入ることもあります。

結果的に内覧しただけ無駄だったことになります。

そうならないためにも精度の高い情報収集が欠かせません。

 

お客様の属性を事前に告知して、その上でご紹介可能な物件だけをお客様にお伝えしております。

 

お客様の属性によっては一握りの物件しかご紹介できないこともあります。

または1件もご紹介できないこともあります。

 

お客様の個人情報をどこまで管理会社に告知するかは

情報収集の精度と直結します。

 

お客様によっては個人情報の告知を良く思わない方もいるかもしれません。

でも、当社では必要な告知だと理解してもらったうえで物件探しに取り掛かっています。

 

個人情報と情報収集の精度

賃貸の仲介をしていると時々悩まされます。