“家で仕事はしない”からテレワークの時代へ

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カテゴリー: 不動産を考える


“家で仕事はしない” “家では仕事の話もしない”というのがカッコいい時代がありました。

オンとオフを明確に分けることで、デキル男のイメージがかっこいいという時代でした。

 

ただ、コロナウィルスの影響でテレワークを実施する企業が大変に増えてきました。元々時代の流れとしてはテレワークは以前から推奨されてきましたが、日本では非常に根付かなかった。

日本人の勤勉さにはテレワークの働き方はマッチしなかったのかもしれません。

でも今回の事をきっかけに、テレワークを体験したビジネスマンがたくさんいます。

その結果、このまま会社に行かないでも仕事ができれば良いのにと思われる方がいます。

そんなテレワークを体験した方々を対象にしたアンケート結果にデータがありました。

『自宅に仕事スペースを作りたい』という方が実に70%もありました。なかには引っ越して地方で生活しながらテレワークをしたいと考える人もいます。

 

住まいと仕事を分けるのが当たり前だった時代から、家でも仕事ができるのを望む時代になったようです。

 

実際に最近、家を買っていただくお客様のなかには、新築の一部屋を仕事部屋に想定される方もいます。

この流れが今後も顕著になるようであれば、家に求める間取りや設備もきっと変わってくるでしょう。

納戸のように若干狭くても、仕事部屋として集中できるスペースを作りたいと思う方も増えるでしょう。

 

家は常に時代の影響を受けてマイナーチェンジをしています。今回のコロナウィルスもやはり時代に影響を与えた事件になったようです。