不動産売買の取引で思いのほか、意味が伝わりづらい言葉が『決済』
『決済』とは物件の残金(=物件価格-手付金)を売主様に支払うことで
物件の名義が買主様に変更されることです。
この決済をもって、名義が変わり玄関の鍵も手に入ることになります。
決済が終わればその日から、家が自分のもの!!
決済=物件の引渡し
逆に決済前はまだ自分のものではありませんので、リフォームをすることも荷物を搬入することもできません。
決済では
銀行から融資を受けたお金が自分の通帳に入ります。そして売主様へ残金、仲介手数料や司法書士の登記費用などが通帳から引落し、振込されます。
通帳に入ったお金はすぐに各支払い先へ流れ出ますので、通帳に滞在する時間は一瞬です。
ですので決済とは言っても自分の目の前に大金が現れることはありません。
そして司法書士と書面を交わします。物件の名義を買主様へ変更する『委任状』への署名捺印です。
これは10分ほどで終わります。
これも終わればあとは、売主様から鍵をもらって終了!
約1時間ほどの手続きとなります。
決済が不動産取引の最終日となります。
『決済』の意味が何となくお分かりになったでしょうか?