私が感じる不動産売却査定システムの問題点

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更新日:2021/05/25

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最近は不動産売却のご相談も増えております。

売却査定書を作成する際に利用しているシステムがあります。

そのシステムは、売却希望の物件情報を入力すると近隣の比較できる物件情報を一気に収集します。

ボタンを押せば数秒で数十件の資料を収集する優れものです。

その結果、近隣事例比較法を用いて売却物件を査定します。

一見優れたこのシステムですが、私からすると大きな落とし穴があります。

近隣の比較できる物件情報をネット上の公開されたものから収集していますが、その情報は販売中の物件だったりします。

つまり販売中の物件ということは「売れる金額ではなく、売りたい金額」が掲載されていることになります。その価格をあたかも比較できる情報として査定額に組み込むのは危険だと思います。

その結果、「売れる金額よりも売りたい金額」にも影響を受けるため査定額が高めに設定される傾向があります。

査定で大事なのは「売れる金額」を根拠を持って提示すること。

ですので、私たちはこのシステムに加えて独自の査定書を作成しております。

過去10年以上にわたって地域に特化したHPを運営してるため、かなり正確な制約事例を保管しております。販売当時の図面や写真。そして販売開始価格からの値下げ経緯。また販売開始時期と成約時期からどのくらいの期間で販売できたかもわかります。全て写真付きでのデータ保管となります。

おそらく、ふじみ野市でこれだけの情報量を所有しているのは当社くらいだと思います。データが増えるにつれて、そのデータの価値が年々増しているように感じます。

査定額は高ければ良いというわけではありません。

根拠を持った正確な査定額が必要です。

不動産売却をご検討の方はぜひお気軽にご連絡ください(^<^)

沢山資料をご用意させて頂きます。