ふじみ野市の市街化調整区域土地を買うには Vol.2

公開日:

更新日:2018/08/06

カテゴリー: 不動産を考える


ふじみ野市の市街化調整区域土地を買うには Vol.2

 

前回は、市街化調整区域土地の魅力をお伝えしました。

今回はその魅力あふれる市街化調整区域土地の取得条件をお伝えします。

 

■ふじみ野市の市街化調整区域土地の取得条件

(第一条件)「都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例」に該当しているかどうかふじみ野市 市街化調整区域土地

 ふじみ野市役所の都市計画課で上記のような地図を見せてくれます。市街化調整区域で地図上の網掛けの部分に該当していれば、購入できる対象の土地ということになります。

つまり、市街化調整区域の土地でも地図上の網掛け部分に該当していなければ、他の条件をクリアしていても購入して家を建築することはできません。

ココが最初の入口条件です。

 

(第二条件)6親等市内の方がふじみ野市又は隣接している市町村の市街化調整区域土地に20年以上居住しているか

この条件が一番厳しいでしょう。

この条件をクリアできなければ、市街化調整区域土地を取得することはできません。

(都市計画法34条12号«魅力あふれる広い土地を安く手に入れる条例»による土地取得を前提に説明しております)

 

インターネットで「6親等」と調べると、色々な画像が表示されます。そのどれでも結構ですので参考にして頂ければ6親等の関係がすぐに分かります。大体4親等位になると普段から親密な連絡を取るような関係ではないので、親や親戚を伝って調べないと確認できないでしょう。

 

6親等以内の身内が見つかりましたら、その方がどこに何年住んでいるかを確認しましょう。

 

・ふじみ野市又は隣接している市町村に住んでいますか?

・その住まいは市街化調整区域ですか?

・20年以上住んでいますか?

 

ふじみ野市の隣接している市町村は、三芳町と富士見市と川越市です。

その住まいが市街化調整区域どうかは、田村ハウジングにお問合せ頂いても結構ですが、役所にお電話すれば必ず教えて頂けます。役所によっては取り扱いの課の呼び名が違います。でも総合窓口にお電話して「住所が市街化調整区域かどうか教えてください」と言えば、該当の課につないでくれます。

20年以上の証明方法は「住民票」になります。住民票の「住民となった日」から20年以上経っていれば条件クリアです。

 

ちなみに、6親等以内の方が20年以上住んでいる家は貸家」でも「持ち家」でも どちらでも結構です!

また購入者と6親等の関係を調べるには戸籍謄本や住民票を使います。

ですので、その6親等以内の方には大事な書類をご用意頂くので、くれぐれも失礼な態度取らないことが大事ですね。

後には印鑑証明書を揃えて頂いたり、書類に署名捺印も頂きます。今まで全く面識のなかった方に依頼する場合もあるでしょう。そうなると先方も不安になり「新手の詐欺?」と不安を感じるケースがありますのでご注意ください。

 

 

長文になりましたが、市街化調整区域土地を購入するには、大きく分けて(第一条件)(第二条件)があります。特に(第二条件)が重要になります。

 

次回のブログでは、条件に該当した方の購入の流れを紹介しましょう!

 

k.tamura