不動産業界にリモートワークは普及するのか

公開日:

更新日:2020/08/14

カテゴリー: 不動産を考える | 仕事中にあったこと


私の考えですが

不動産業界にリモートワークは普及しづらいと思います( 。゚Д゚。)

 

財閥系の不動産会社は本部命令ならば支店レベルまで「リモートワークにシフトするように」という指示が行き渡るかもしれません。

でもこの業界の特徴として、大手不動産会社はごく一部なんです。それよりも一人から数名で運営している会社がほとんど。しかも自宅兼事務所で営業しているケースも多いのでリモートワークの前提がそもそも違うんです。

それでは10名以上で運営している地元の中堅会社はどうでしょうか。

人数も多いし路面に店舗も構えているのでリモートワークにするメリットもあるかと思いますが、実際はこの手の不動産会社は別の理由でリモートワークが普及しづらいと思うんです。

 

というのは、この手の不動産会社の特徴として社長がかなりやり手のワンマンのケースが多いです。

そうなると社長の独裁国家みたいに、右向け右!みたいな雰囲気になっている会社も多々あります。

そんな社長が「リモートワークにシフトするから明日から自宅からズームで会議しよう」とはならないでしょう!

もっと言えば「リモートワーク?ふざけるな!いいから会社に来い!」という事態になりかねないでしょうね。

地場中堅不動産会社で柔軟に対応できる会社の社長は限られてきます。

リモートワークの設備導入するお金があっても、前向きにならないのが現状だと思います。

 

また不動産業界の特徴として、お客様が物件の内覧をするアクションがありますね。その際に担当者は立ち会いを行います。

そしてお申し込み依頼があれば店舗でお申し込みを頂きます。そうでなければ『クーリングオフ』の対象となるのでほとんどの不動産会社は店舗での申込み受付をしています。

 

デスクワークだけの部署があるなら、その方はリモートワークにシフトできるかもしれません。

 

いずれにせよ、不動産業界はリモートワークに向いていないのではないかと心配しています。

 

でもそこがチャンス!

私たちのようなスモールカンパニーだからすぐに対応できることがいっぱいあるんです!

みんなが二の足を踏んでいる最中にも、どんどん変化できるのでチャンスがいっぱいなんです(^-^)

 

どの業界も今までにない大きな転換期です。

今までと変わらないスタイルでいくのもやり方です。でも折角なので私たちは大きく変わるスタイルでやっていきたいと思います(^-^)