今は3冊の本を読んでいます。そのうちの1冊。
「子育てのツボ」
決して子育てを一気に楽するような速効性のある対処法を記載している訳ではありません。
ツボ施術のようにじっくりと効いてくる。時間をかけながら確実に効果を出してくるような、そんな内容です。
でもどの項目も決して難しいことは書いてません!
逆にどのページを読んでも水谷修さんの優しさが紙面から溢れんばかりに凝縮されたスーパー優しい本です。
読んでいると「これなら自分もやれてる!」「ここまでは出来るかな~」と色々な感情が出てきます。
でもできるところからやればいい!そんな気持ちにさせてくれる本です。
私が一番衝撃を受けたのが、歌舞伎町など夜の繁華街に朝子供を連れていくという項目です。
若い頃は夜の繁華街に興味を持って足を運んでみたいと思うもんです。ネオンで光輝いた街。色々な誘惑がひしめき合っている。周りにいる大人もみんあが楽しそうな顔をしている。お金を出せばきっと、もっともっと楽しくなれる!そんな欲望の繁華街。
その街の本当の姿を子供に見せるため‘朝’繁華街に行く。
そうすると夜に見ていた あの楽しそうな街の雰囲気は全く感じられない。ゴミが散乱している。ゲロがある。朝まで飲んでいた人たちが疲れた顔をして店先に座り込んでいる。
ネオンで輝いていた看板も明るいところで見たら、ただの安っぽい看板だった。
一体なんだったんだろう。夜、この街で確かに感じたあの高揚感はなんだったんだろう。
この本にはここまで書かれていませんが、朝に歌舞伎町に行くという水谷修さんの提案には本当に驚かされました!
歌舞伎町や夜の街が「悪」という単純なレッテルはるんではなく、本当の姿を「知る」という事が大事なんだと思いました。
この本はとても読みやすい。
さらぁ~と読めてしまいます。子供が隣にいても読めるくらい読みやすいです。
そして水谷修さんの優しさに触れると、私ももっともっと子供と向き合おうと思えました。
子育てを今よりも もっと心から楽しめる!そう希望を抱ける一冊です(^-^)