宮沢賢治と動物
「猫の事務所」
「セロ弾きのゴーシュ」を読んでみました。
久しぶりの宮沢賢治でしたが、彼の作品には猫をはじめ小動物が出てきます。
しかもそれら小動物はとても生き生きとしていて、主人公の人間だったり小動物は同士が表情豊かに描かれています。
小動物がまるで人間のように話したり笑ったり怒ったりします。
『そこは人間の設定じゃあ、ダメだったのかな?』と思わせるところもありますが、あえて動物で描くところに宮沢賢治の魅力があるんでしょうね。
『人間と自然の共生』が彼の優しいタッチで描かれているような気がします。
今後も別の作品を楽しみたいと思います(^∧^)